人形アニメーション「ウォルク」

CREATIVE STUDIO メルヘン村制作アニメーション第三弾
人形アニメーション「ウォルク」

　6. WORKU（ウォルク）という名称の由来

「WORKU（ウォルク）」という作品タイトルにもなっている主人公の名称はどこから来たのか、その由来についてお話します。

はじまりは、「ロードムービー」という題材にちなんだところにあります。最初に挙がった作品タイトルは「WALK WALK(ウォークウォーク)」というものでした。

その語韻から連想して、「ウォルク」と発想したのが切っ掛けです。

その後、「ウォルク」という名前を試しに検索エンジンで検索してみたところ、本当にウォルクさんという名前の方が、世界には存在することを知りました。「ウォルク」という名前は、エチオピア（アフリカ）に良くみられる名前のようで、少し調べただけで男性３名女性１人が浮かび上がって来ました。

少し紹介します。
WORKU AZENE（ウォルク・アゼネーさん）
難民スタッフとしてエチオピアのIRC（難民医療を担当するNGO）で働いているそうです。

ファン・デル・ウォルクさん
オランダを代表するゴッホ研究者とのことです。

Firew Girma Worku
フィレウ・ギルマ・ウォルク
エチオピアの１３才の少年で、難民支援のイラストコンクールで入選していました。

その他にも、エチオピアの女性マラソンランナーにもウォルクさんという方がいるようです。

短時間で得たこれだけの情報なのに、名前の素性がわかると、どこかリアルな感じがします。
名前はその人物の体を表すことになるので、欧州色のイメージが強い小林正英さんの世界に、エチオピア（アフリカ）のエキゾチックな要素が加わることで、別世界からやってきた孤独な旅人というコントラストが強まると思い、この名前に決定しました。

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